架空生命ストリキニン

小説、大衆音楽、芸術

2020-06-01から1ヶ月間の記事一覧

2020/06/29 感想

うたうおばけ 著者 : くどうれいん 書肆侃侃房 発売日 : 2020-04-29 ブクログでレビューを見る» 前回からかなり間が空いてしまった。読書のモチベが突然切れることって誰にでもあることだと思うのだけど、飽き性だからモチベのリスポーンが遅い。前回の本を…

2020/06/20 感想2

コンプレックス・プリズム 著者 : 最果タヒ 大和書房 発売日 : 2020-03-15 ブクログでレビューを見る» 小説ではなくエッセイ。間違えて買ったとかではなく、ふと、なんとはなしに他人の価値観に触れてみたいと思って手にとっている。他人の価値観に触れるの…

2020/06/20 感想

ソラニン (1) (ヤングサンデーコミックス) 著者 : 浅野いにお 小学館 発売日 : 2005-12-05 ブクログでレビューを見る» 前に読むと書いていたものとは別のもので、漫画。アジカンを聴いているので存在はもちろん知っていたのだけど、漫画のほうを買うのに漕ぎ…

2020/06/18 感想

さんかく 著者 : 千早茜 祥伝社 発売日 : 2019-10-31 ブクログでレビューを見る» 去年の暮れにぬるっと発売されていた本。冒頭だけ読んでしばらく放置していたのだけど、とうとう重い腰を上げて読み切った。食べ物、それから奇妙な三角関係の話。話の本筋は…

2020/06/14 感想

このあたりの人たち (文春文庫) 著者 : 川上弘美 文藝春秋 発売日 : 2019-11-07 ブクログでレビューを見る» 26個ぐらいの掌編がずらっと並んだ短編集。"このあたり"で起こる、不可解な、でもあり得たりするかもしれないようなそうでもないような、そんなお話…

音楽

文学的(≠芸術的)な音楽にしか楽しみを見いだせない性分で、だから妙なバンドの曲しか聞けない。これは半分嘘で、消費するというためだけなら別に消費されるべくして存在する音を聴くこともできる。すぐに剥がれる絆創膏みたいな音楽はそれでしかない。 自分…

2020/06/11 感想

流浪の月 著者 : 凪良ゆう 東京創元社 発売日 : 2019-08-30 ブクログでレビューを見る» 長い本は日を跨ぐと積んでしまうので一気に読んだ。流浪の月、なるほどなあ。話が重たいけどエンタメ性の広がりもちゃんと残してあって、結局ほとんどどうにもならない…

2020/06/10 感想

蛇を踏む (文春文庫) 著者 : 川上弘美 文藝春秋 発売日 : 1999-08-10 ブクログでレビューを見る» 旅行に行ったときに積み残していた残りを読み終えたところ。表題作はその実読み終わっていてよく覚えていないので、残っていた『惜夜記』の感想だけ。 川上弘…