架空生命ストリキニン

小説、大衆音楽、芸術

2020/06/20 感想

 

発売日 : 2005-12-05

 

前に読むと書いていたものとは別のもので、漫画。アジカンを聴いているので存在はもちろん知っていたのだけど、漫画のほうを買うのに漕ぎ着けるまで時間がかかった。映画は観ていないし、観るつもりもない。別に悪い意味じゃなくて。

漫画というものは主張とか考えたことを短い時間で読み手に伝えることができる媒体だと思っている。だから漫画みたいな小説を書きたいなと思っていたりする。さておきソラニン。実は曲の歌詞をじっくり考えたことがなくて、今日という今日まで先延ばしにしていた。読んでみると、しっくりくるような、それとも読む前とそんなに変わっていないような。誰への別れの歌なのだろうか、というところを考えるのだけれど、人から人へ、あるいは過去とか未来の自分へ、どれでもあるような、どれでもないような。さよなら、僕もどーにかやるさ。ずいぶんとあっけらかんとしている。

種田と芽衣子だなんて、なかなか残酷な名前をつけるものだな、なんて思った。まるで初めからそうなることが決まってたみたいだ。それで、タイトルはソラニン。じゃがいもの芽、もとい毒。