架空生命ストリキニン

小説、大衆音楽、芸術

2020/06/18 感想

 

著者 : 千早茜
発売日 : 2019-10-31

 

去年の暮れにぬるっと発売されていた本。冒頭だけ読んでしばらく放置していたのだけど、とうとう重い腰を上げて読み切った。食べ物、それから奇妙な三角関係の話。話の本筋は三角関係とか恋愛沙汰とかもつれとか嫉妬とか愛とか恋とかセックスとかなんだけど、その中に食べ物の話題が逐一絡んでいるのでどこか温かい。まだまだ知らない食べ物の言葉がたくさんあるな、と思って、なんとなく自分を省みている。バインセオとか。

梅田の蔦屋書店で2冊の本を仕入れてきたので、次はそれを読むつもり。一冊は誰のだったか忘れてしまったけど、もう一冊は最果タヒという詩人の本。どちらを先に読むかな。