架空生命ストリキニン

小説、大衆音楽、芸術

最近読んだSSの話(2019/03/18)

 

 


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2015年7月の作品です。15年7月というと、確か、デレアニ2期がスタートしたぐらいのタイミングだったと思います。タイトルから分かるように、高森藍子と、北条加蓮および道明寺歌鈴のSSです。道明寺歌鈴にボイスがついたのはデレアニ14話、すなわち7月18日。SSの投下日は7月の27日なので、およそ9日間で執筆されたものだと推測されます。……というのも、当作品は道明寺歌鈴のボイス付与に触発されて書かれたものだと考えることができるからです。内容的に。

よく扱われるテーマの一つ、アイドルの道というものに焦点を当てた作品です。主要キャラクターはタイトルで示唆されている3人(とP)ですが、3人ともにしっかり向き合って、少し内面に踏み込んだところまでを書ききっているのがこの作品の良いところです。その結果分量自体は長くなっていますが、台本形式だし、すいすい読めるので気付いたら読み終わっているような、そんな作品です。タイトルについて思いを馳せながら読んでみるといいかもしれません。

個人的に北条加蓮高森藍子とよく登場する印象があるのですが、これはこの2人が喋るSSがあるからですね*1。公式ではあんまし絡みがない気がして、というかプロフィールがそこそこ近いくらいのもので、そういうところの線引きはしっかり自分の中でしておかなきゃなと思い直しています。かたや道明寺歌鈴の方は、これは公式でよく絡んでいます。ユニットを組んでいるほどです。巡り合わせなのでしょうが、共通項の多くない2人がよく絡んでいるのは不思議なものですね。

 

 

 

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*1:レンアイカフェテラスシリーズ というやつ